岸畑 聖月

すべての人に「Midwife」が寄り添う人生を
ー企業と生み出す新たな付加価値ー

With Midwife:大阪

起業したきっかけは?

まさにLED関西がきっかけです。
元々大学生で起業を経験したこともあり、いつかはまた起業して助産師として産後うつや虐待などの社会課題を解決したいと考えていました。しかしビジョンはあっても明確なプランがなく、スキルと経験が重要な職業ということもあり10年後くらいに実現できたらいいなと思っていました。キャリアを積む毎にこの仕事の素晴らしさを体感する一方、活躍できる場が病院だけということに「もったいなさ」を感じていました。
「限られた場所だけでなく、活躍できる所はまだまだ沢山あるはず」
助産師として社会のために何ができるのかを深く考えた際、助産師が企業と組むことで新たな付加価値を生み出せるのではと考えました。まずは仲間が必要だと助産師のための活動を始め、全国に200人を超える助産師仲間ができました。イベントなどを通してコミュニティーを創る中で、「ほかにも助産師の力で社会を変えたいと思っている仲間がいる」と実感。当時まだ明確な事業プランが練られていたわけではなかったのですが、まずは自分が行動!と自分の想いや助産師ができること、そして社会課題解決のためのアイデアを様々な人に伝え続けました。そんな中ある方にLED関西を教えていただき、その時すでに応募締め切りの三週間前!初めて書く事業計画書に戸惑いながらも、何かが変わるかも。とスタートアップカフェやセミナーで出会った様々な方の後押しを借りて申請用紙を完成させました。これが私の起業ストーリーの1ページ目になりました。

LED関西に応募したきっかけは?

サポーター賞も頂いた大阪市男女いきいき財団様のイベントで出会った、中小企業診断士の女性の一言がきっかけです。いつものように夢を語ると彼女は「それはビジネスになる。ちゃんとどこかに出したほうがいい」と言い、LED関西について教えてくださいました。その女性に出会わなければ、LED関西の存在を知ることはありませんでしたし、夢にたどり着くまでのプラン(=事業計画書)を練る重要性も知らないままでした。
私は「受かりたい」や「ファイナリストに残りたい」よりも、私の想いを誰かに伝える手段が事業計画書であるならば、挑戦したいという一心でなんとか締め切り時間ギリギリに提出することができました。

LED関西ファイナリストになってから

自分のいるコミュニティーが変わったことが一番大きいです。医療関係者だけでなく、LED関西を通じて沢山の企業様に助産師という仕事を知っていただくことができ、企業の中でどんなことができるのかを話せる機会も増えました。今では、サポーター企業である大阪信用金庫様の社員の健康や育児支援を専属の助産師がさせていただいたり、その他の企業様とも一緒に商品開発や幹部向けの女性活躍支援のセミナーをさせていただいたりなど、助産師としての活動の幅が広がってきています。今後はもともとやりたかった社員向けの育児と仕事を両立するためのサポートも商品化し、提供していく予定です。

LED関西応募を考えている方へのメッセージをお願いします!

LED関西は普通のビジネスコンテストとは違い、想いを応援してくれるコンテストです。それは、想いがあればいいということではなく、想いがある人をしっかり応援してくれる人や環境が整っているという意味です。逆にビジネスプランがどれだけ長けていたとしても、そこに想いがなければ勝ち進んでいくことはできません。「自分のビジネスモデルに価値があるのか」や「本当に私がやっていいのか」など不安もあると思いますが、勇気を持って行動すれば未来が変わります。ファイナリストになることだけが価値ではない、挑戦すると決めた瞬間から価値が生まれるビジネスコンテストだと自信をもって言えるので、まずは募集要項をGETしましょう!

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