南 育枝

日本にバストケアの習慣を作り、心から輝く女性を増やしたい!

一般社団法人 日本バストケア協会:大阪府

正しいバストケアを発信する「一般社団法人日本バストケア協会」を設立

外資系製薬会社の営業職だった南さんは、「人の身体を探究する側になりたい」と、下着専門店に転職。下着フィッターとして、のべ2000名以上の女性のバストとその悩みに向き合います。そこで、下着補正の限界を感じるとともに、骨格や血流、肌質を考慮したバストケアの可能性を確信。独立後、大阪市内でバストケアと下着の専門サロンを経営します。保湿クリームを塗ってほぐしプルプルの状態になったバストを閉じ込めると、その保湿力でブラジャーがピタッと止まる自身の経験から、オリジナルの「ビーブラクリーム」も開発。ブラジャーの選び方やつけ方、オリジナルクリームを使ったマッサージ方法を教えて欲しいという人が、全国から集まるようになりました。

2014年、ファイナリストに選出されたことをきっかけに、正しいバストケア方法を日本中に発信する「一般社団法人日本バストケア協会」を設立。「少しマッサージしたり、いつものブラジャーのつけ方を変えるだけの効果的なバストケア方法やバストアップの喜びを、一人でも多くの女性に知っていただきたいと思って活動しています」と話す南さん。この仕事を技術職にしたいという思いから、本協会ではバストケアアドバイザー®という資格を発行。一般女性向けのバストケアレッスンやケア商品の販売を通して正しいバストケアを発信し、各地のバストに悩む女性の受け皿となる仕事です。

現在のバストケアアドバイザー資格取得者は、南さんのほかに十数名。「日本にバストケアという美容習慣をつくる」を目標に、知識や体験をシェアするプロ集団にしたいため、やみくもに人を増やすことはしていません。「バストの健康とは何か、そこにケアはどう結びつくのか。女性が女性のバストに触れ続ける組織がないと本質的な研究は難しいと思う」という研究熱心な南さん。2017年の夏には、大阪直営サロンをオープン。バストケアを通して、すべての女性が自信をもって笑顔あふれる毎日を過ごせることを望んでいます。

(先輩からのアドバイス)
「自分の思いを発表できたことが、一歩を踏み出せないでいた私のターニングポイントとなり、一般社団法人日本バストケア協会の設立につながりました。支え合い相談できる仲間や、アドバイスをいただける女性起業家の先輩方に出会える機会をぜひ活かしてください」

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