龍崎 翔子

「世界」と「ローカル」を書き換えるソーシャルホテルのプロデュース/運営

株式会社L&G GLOBAL BUSINESS:京都

ローカルの空気感を織り込んだ「一点物」で「ジャケ買い」されるホテルを

起業したきっかけは?

ホテル運営に興味を持ったのは、小学2年生の時。父の仕事の関係でアメリカに住んでいた時のアメリカ横断旅行がきっかけでした。街ごとに景色も文化も変わっていくのに、日々宿泊するホテルだけは同じような空間ばかりであることに疑問と不満を抱きました。自分ならもっと面白い、ワクワクするホテルにするのに、と。その後、小学5年生の時に手に取った児童書の登場人物からホテル経営者という職業があることを知り、将来の夢として意識するように。その後も変わらぬ夢を胸に、経営学を学ぶため東京大学へ進学。「今やらないと間に合わない」と思ったから、大学在学中に大学を休学して起業することを決意しました。

LED応募のきっかけは?

友人のハヤカワ五味(はやかわごみ)さん(多摩美術大学学生 / 株式会社ウツワ代表取締役)が2017年にLED関西のイベントの基調講演でお話しされたことを聞き、LED関西の存在を知りました。これまでの私は、他の会社や社会と関わることがほとんど無く、会社とお客様とだけの狭い世界でビジネスをしていました。
メディアに出ることもありましたが、「現役女子大生が起業」というキャッチーな紹介が多く、1つのビジネスとして評価されたり交流したりする機会がほとんどありませんでした。このLED関西の存在を知った時、ビジネスとして客観的に評価してもらう場にでるフェーズになったのではないかと感じ、応募を決意しました。

LED関西ファイナリストになってから

これまでは肯定的に事業を評価されることが多く、客観的に事業に対してご意見を頂く機会があまりありませんでした。しかしLED関西では、自分たちがやっていることについて企業監査をされている方などからフラットにご意見をいただき、新たな観点を知ることが出来たのがとても良かったです。
経済産業省の事業であるLED関西で企業としての評価をいただけたことで、金融機関の方や官庁の方への説明がしやすくなり、理解を得られやすくなったことも非常に大きな成果でした。

LED関西応募を考えている方へのメッセージ

LED関西は自分の事業を客観的に見ることができる場所です。同じエリアで面白い活動をしている仲間に出会えるチャンスがあります。時間的な負担が少ないので、悩んでいる方はぜひ積極的に参加してほしいと思います。

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