地野 裕子

職人技術を商品に!ジャパンクオリティを世界へ発信するエコサイクルシステム

株式会社 ルゥルゥ商會:京都

日本各地に息づくコト・モノを世界に発信するプラットフォーム作り

起業したきっかけは?

大学生の時に1年間イギリスに留学。音楽やカルチャー、ファッションなどを学ぶためにLondonへ行き、日本の大学卒業後、カレッジに進む予定でしたが、祖父母の介護が必要なことから断念。大学卒業後は証券会社で勤務。更に介護が必要となり、仕事を辞め、2年間毎日病院へ通いながらの介護生活を送っていました。その後、再度、銀行に就職。
そんな時、これまでの人とのつながりから、大手企業よりイベントの中の企画のプロデュースを依頼されました。さらに、海外の商談会に出店者の海外コーディネーターとして参加したことが転機。イタリア、フランス、米国を回って商品を売り込み人とモノをつなげる楽しさを実感しました。「人と人をつなげる」「才能ある人たちを押し上げるような仕事につきたい」ことの面白さを見出し、起業を決心。現在は、京都をはじめ日本各地に息づくものづくりの技に魅せられ、商品化して販売。その他に、イベントの企画、プロモーション、クライアントの新規事業立ち上げなどを行っています。

LED応募のきっかけは?

自分の仕事は、様々な商品をプロデュースする、いわば陰の立役者になること。そのため、人には「裏方で仕事をするのが好き」と公言していました。しかし、ある時知人から、「表に出たことがないのに、裏方が好きと言うのは良くない、一度でも表に出てみる方が良い」と言われ、ハッとしました。そこで、その時募集していた「京都府女性起業家賞」と「京都文化ベンチャーコンペティション」に応募。
その説明会でLED関西の担当者の方の紹介でLED関西の存在を初めて知り、LED関西にも応募を決意。結果として、LED関西はファイナリスト、京都府女性起業家賞は優秀賞、京都文化ベンチャーコンペティションでは奨励賞と、トリプル受賞することができました。

LED関西ファイナリストになってから

様々なサポーター企業の方にご支援いただき、プロモーション、プロデュースという値付けが難しい分野においての値段設定の概念や、自分の想いの伝え方を教えて頂くことが出来ました。また、これまで苦手だった、書類や企画書などの順を追って説明する資料やプレゼン資料を自分で作ることができるように。更に良かったのは、ライバルではなく同じベクトルの女性起業家の仲間たちに出会えたこと。今は少しずつ、昔から思い描いていた夢が今実現しつつあり、商品を海外へ輸出するという目標も叶いました。

LED関西応募を考えている方へのメッセージ

イベントや素材をプロデュースするという仕事は、一見派手に見えるけど、とても地味な仕事。0から1を作ることはもちろん、それを継続していくことが本当に難しい。でも、LED関西で出会った仲間たちはみんな前向きに頑張っている。それに本当に刺激をもらいます。LED関西に応募するのは、数か月間、まるでマラソンのように自分と対話するとても貴重な期間になります。失敗を恐れず、ぜひトライしてみてください。

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