高橋 瑞季

欲しい物は欲しい時にレンタル
TPO×自分らしさ=なりたい自分のイメージ

株式会社brista:滋賀県

起業のきっかけは?

某証券会社勤務時代、多くの経営者を顧客として担当する機会に恵まれました。魅力的な経営者達と接するうちに、「もし私が事業を行うとしたら、どんな事業をしたいだろうか。」と考えるようになりました。
キャリアを積むにつれ、担当していた顧客との懇親の席が増えました。ホテルなどでの会食、音楽鑑賞、観劇、ゴルフ…。私のオフィスでの服装はいつも黒かグレーの上下パンツスーツ。同僚も上司もほぼ全員同じ格好です。「次のイベントでも、この服装でいいのだろうか。」と悩むようになりました。
「職場で着られる服をレンタルできたら便利だろうなぁ。仕事もやる気が出るだろうなぁ。顧客もきっと“素敵だね”と言ってくれるだろうなぁ。」と良いイメージばかりが浮かびました。
服はポジティブなエネルギーを人に与えると思いました。
また経営者達から「優秀な女性がほしい。女性従業員に活躍してもらいたい。」という言葉を何度も聞きました。
将来は誰もがフレキシブルな働き方をする社会になるだろう、と私は感じました。そのような社会では服装もフレキシブルになり、状況に応じて選べる必要があるだろうと考えました。
レンタルはすでに需要があり、将来的にはもっと求められるサービスだろうという強い思いから、事業を行うことを決断しました。

LED関西に応募したきっかけは?

ビジネスコンテストに挑むと、客観的に「ビジネス・サービス・私自身」を捉えることができると思い応募しました。SNS上で「そろそろLED関西の応募があるよ」という話題が何度も目に留まり、関心が高まっていったことも応募のきっかけです。ビジネスと向かい合うだけでは気づけないことも、ひと前にさらされ、誰かに批評されることで学ぶことができるだろうと期待しました。また「ファイナリストになることができたら」と、LED関西特有の輝くステージを想い浮かべた時、表現力と自信を兼ね備えた自分をイメージし、わくわくしました。

LED関西ファイナリストになってから

サポーター企業さまに経営のいろはを教えていただきました。すでに取引のある企業とは違い、「改めて根本から」といった姿勢で話を聞いてくださり、問題点などをあぶりだしてくださいました。すでに事業をしているからこそ、見つけづらい事柄を指摘してくださる存在が本当にありがたかったです。また、ファイナリスト発表後に声をかけてくださった方とコンテンツマーケティングでコラボレーションしました。新たな出会いの数々がビジネスにいかせています。

LED関西応募を考えている方へメッセージ

まずはトライしてみることです。「どんなことを叶えたいのか。なぜ叶えたいのか。」自分の想いを表現することは本当に難しく、想像以上に伝わりません。しかし、誰かにぶつけて修整をくわえることで磨かれていくのだと思います。私自身、修整に続く修整は、とても大変でした。しかし、表現力・経験・仲間など全ては自分自身の実になりました。未来のために、トライして本当によかったと思っています。

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