濱野 真凪

不妊治療とキャリアが両立できる社会へ。個別プランニングサービス「ミスエル」

株式会社ミスエル:兵庫県

起業のきっかけは?

大学卒業後、作業療法士として病院に就職しました。そして結婚し、当時の私は「これから子どもを産んで、ある程度落ち着いたら大学院にも行って、キャリアを積んで…」と理想の未来を描いていました。ところが、そんなうまくはいきません。不妊治療を4年経験し、その途中で仕事との両立ができなくなり、泣く泣く退職。若かったこともあり、周りの友人たちは独身の子が多く、悩みを相談できる場がありませんでした。そんな時ふとSNSを見てみると、こういう状況に陥っているのは私だけではなかったのです。そこで、医療者目線と不妊当事者目線の両方を持つ私だからこそできることがあると思い、起業を決意しました。

LED関西に応募したきっかけは?

応募した当初は、ぼんやりとこんなことがしたいというアイデアは持っていましたが、事業内容が固まっているわけではありませんでした。しかし、「不妊治療で悩んでいる方の役に立ちたい」という想いだけは明確にありました。何から始めたらいいのか手探りのまま、起業に関する支援機関やアクセラ、イベント等を調べていたところLED関西を知り、迷わずDOORSから参加しました。

LED関西ファイナリストになってから

ファイナリストとしてプレゼンの舞台に立ち、およそ500人の方を前にした瞬間、私の中で最後の大きな覚悟が決まったことを覚えています。また、「LED関西」という共通のキーワードをきっかけにご縁が増え、やりたいことの実現に向けて一歩一歩進んでいる感覚があります。

LED関西応募を考えている方へメッセージ

私のように応募段階ではアイデアしかない状態だったとしても、なにかひとつ譲れない想いがあれば、LED関西はその想いを大切にして一緒に磨いてくれます。応募の壁は高く感じるかもしれませんが、その先には想像できないくらいたくさんのチャンスや可能性が広がっています。まずはその想いを、エントリーシートに書いてみませんか。

御社のHPなどのリンク


https://misueru.co.jp

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